むちゃくちゃ元気に生きてます❗️〜白血病闘病記とその後〜

突然宣告された急性骨髄性白血病。6ヶ月間の闘病記です❗️退院後2年が経過して闘病を振り返ります。

2023/01/24 骨髄移植後3年!

今日は骨髄移植後3年の検査で病院に来ました。1年に1回、超音波やエコーやマルク(骨髄検査)を行っていますが、先生曰く今回のマルクで問題がなければ、マルクもこれで終わりとの事。それは本当に嬉しい情報です。マルクは白血病と診断された方なら誰しもが経験する検査でみんなが嫌がる検査ですよね。さっきそれを終えて少し肩の力が抜けたのでブログを書き始めました^^

3年、、、あっという間でした。私は幸運にもGVHDが一度も出ず、順調に回復している方だと思います。いまも白血病と闘っている人も沢山いて、苦しい想いをたくさんしている方もいらっしゃると思います。私も闘病中は時には苦しいことも辛いことも沢山ありました。気持ちが弱くなってくじけそうになってしまう事もあって。。。その弱い自分がしょっちゅう顔を出しました。でも周りの助けがあって、一緒に闘病している仲間がいて、その人たちに助けて貰いながら、その弱さをはねのけて、そして少し強い自分を勝ち取ることが出来て一歩前進することが出来た。でもまた新たな弱虫が出てきて。。。これを繰り返し繰り返し、でした。闘病中の日記にも書きましたが、強さと弱さは表裏一体で強い人は決して強いからではなく、弱いから、その弱さを超えるためにちょっとずつ強さを身に着けて行ったのだと思います。だから自分は弱い人間だって思う人は、決して弱くない。弱さを認められている時点で弱くないです。あとはそれを少しだけ上回る、乗り越えようとする力があれば、一歩、いや半歩、成長できるんだと思います。そんなに特別な事じゃない。

私は闘病中、やはり自分の「終わり」について考えてしまう事がありました。その感覚がこの病気をする前とは少し違う感覚を覚えたのをよく覚えています。「終わり」は自分にとって怖くて、恐怖なものでした。でもね、この病気で「終わり」いや「終わってしまうかもしれない」と思った時、怖さとか恐怖はなにもなく、私個人はただ消えるだけ。そんなことより、私がいなくなってしまって悲しむ人がいる。辛い思いをする人がいる。だから「終わり」なんて絶対にさせない。身近で大切な人を悲しませちゃいけない、だから「生きる」。私が生きる意義は、私個人ではなく大切な人のため、大切な人を悲しませないために生きなければいけないって、その時痛烈に思ったんですよね。死生観が変わった瞬間だったのかもしれません。一生懸命生きる事の大切さを学ばせてもらいました。

あー、マルクで針を刺した腰が少し痛む。。。毎回ですけど、1日経てばそれも直る!
こちらも人間の回復力の偉大さですね!